こんにちは、ユースケです。
今回は、「注文住宅の給排水衛生設備工事」の費用について解説します。
私たちにとって「水」は命の源、「水まわり」は暮らしの源です。
しかし家づくりでは、外観や内装などイメージがしやすい場所ばかりに意識いきがちです。
見た目のすばらしい家を建てることも、家づくりで大切なことですね。
しかし、家は長く使い続けるためには、見えない部分ほど慎重に計画する必要があります。
特に水まわりの「施工ミス」や「確認不足」は、水トラブルを引き起こします。
水トラブルによって、住宅の躯体や基礎がダメになってしまうと「資産価値」は激減してしまうのです。
業者まかせにして、のちのち泣き寝入りしないために、家づくりの知識を身につけましょう。
こちらの記事を読むことで、次のことが分かります。
なぜ注文住宅の給排水衛生設備工事に予算計画が必要なのか?知っておくべき3つの理由
給排水衛生設備工事は、「費用面」で特に注意しなければいけません。
その理由は、次の3つです。
給排水衛生設備工事に予算計画が必要な3つの理由
- ぼったくり請求される可能性がある
- 工事費用を追加請求される可能性がある
- 住宅の資産価値を下げるリスクがある
では一つずつ解説します。
理由①ぼったくり請求される可能性がある
給排水衛生設備工事について、最初に気をつけるべきことは悪質業者によって「ぼったくり請求の可能性がある」ということです。
注文住宅の給排水衛工事は、工事内容がとても複雑なため、見積書を読んだだけでは素人目に理解出来ない部分があります。
複雑になればなるほど、業者が施主よりも費用相場を決定する力を持ってしまいます。
そのため、施主がよく分からないまま高額な請求がされる可能性があるのです。
ぼったくり請求が起きるのは、ほんの一部の悪質な工務店やハウスメーカーだけです。
信頼できる工務店やハウスメーカーを見つけることができれば、全く問題ありません。
理由②工事費用を追加請求される可能性がある
注文住宅が予算オーバーになる最大の原因は、「想定外の追加費用が発生する」ことです。
給排水衛生設備工事の場合、一部の工事は別途工事費にふくまれることがあります。
例えば、浄化槽設備工事費です。
浄化槽は、下水道が整備されていない田舎などで設置するものです。
つまり、通常では必要ない給排水設備が、土地条件しだいで必要になることがあります。
特にローコスト住宅などの低価格住宅を検討している方は、「追加費用」に要注意です。
住宅本体価格が安くても、追加費用と合わせると、むしろ高い買い物になってしまう可能性があります。
給排水衛生設備工事で追加費用になりやすい費用を今すぐ知りたい方は、こちらのクリックしてください。
※給排水衛生設備工事で別途工事費に含まれやすい工事を今すぐ確認する!
理由③住宅の資産価値を下げるリスクがある
給排水衛生設備工事の費用面で注意すべき理由の3つ目は、「資産価値の低下リスク」です。
給排水工事で施工ミスをすると、目に見えにくい場所で水トラブルを引き起こします。
このとき、水トラブルが起きていることを発見するまでに時間がかかります。
長い時間放置された水トラブルは、基礎や躯体の劣化を早めます。
結果的には、問題が解決しても住宅の資産価値は急落してしまう原因になるのです。
水トラブルを避けるためには、施工技術の高い優良工務店を選ぶことが前提です。
さらに、全体の予算配分を行う施主のあなたも、業者まかせにしすぎないことが大切です。
注文住宅の給排水衛生設備工事とは
給排水衛生設備工事とは、家のなかで水を使うために行う水道工事です。
具体的には「給排水設備」と「衛生設備」の設置を行う工事があります。
給排水設備とは、水道管から宅内に水をひきこみ、汚い水を宅内から下水道管に流すまでの一連の設備です。
また住宅の衛生設備とは、キッチンやトイレ、お風呂場など私たちが普段目にする水まわりの設備のことです。
給排水衛生設備工事は、建築本体工事費とは別に、「別途工事費」に含まれることが多いです。
その理由は、土地条件によって工事内容が異なるためです。
よって、給排水衛生設備工事費を安くおさえるためには、「土地選び」がとても重要になります。
建築関係者が土地を探すときは、水道工事費をできるだけ安くすませるために、以下のことを確認します。
チェックリスト
- 前面道路の道幅と水道管の位置
- 水道管からの引込み工事は必要か
- どれくらい引込みの長さがあるのか
- 下水道工事と浄化槽工事のどちらが必要か
土地条件しだいでは、土地価格が安くても、水道工事の費用が高くなる可能性があります。
土地選びは、家づくりの基本なので、「安かろう悪かろう」な土地を買わされないように知識を身につけましょう。
【要注意】注文住宅の給排水衛生設備工事で付帯工事費に含まれやすい工事
給排水衛生設備工事を業者に依頼する場合、1つ注意点があります。
それは、費用の一部が付帯工事費に含まれることです。
付帯工事費は、「建築本体工事費」に含まれません。
つまり、住宅本体とは別の追加費用が発生することになります。
例えば、「坪単価を安く見せたい業者」や「ローコストを売りにする住宅」では、建築本体工事費を安く見せかけ、付帯工事費を高く設定している場合もあります。
給排水衛生設備工事費では、以下3つの工事が付帯工事費に含まれることが多いです。
- 上水道引込み工事
- 下水道接続工事
- 浄化槽設備工事
では一つずつ、どのような費用なのか解説します。
注意すべき工事費①上水道引込工事
上水道引込み工事は、公共道路の下に埋め込まれている水道本管から給水管を宅内に引き込む工事です。
引き込んだ給水管は、止水弁を通して水道メーターまで接続されます。
引込み工事では、道路を掘り返す必要があるため、大掛かりな工事になります。
道路の交通整理や掘削を行うため、工事内容によっては100万円以上の費用がかかる場合もあります。
以下のような場合に、水道の引込み工事が必要になると理解してください。
- 宅内の水圧が低い
- 設置されている水道管が古い
- 水道管を他人と共有している
- 水道管が他人の敷地を通っている
注意すべき工事費②下水道接続工事
住宅の排水は、おもに雨水、生活雑排水、汚水の3種類あります。
雨水は地域で排水方法が異なり、道路の側溝に排水する場合と、汚水と一緒に下水道管に排水する場合があります。
雨水を下水道管に流せない地域では、生活雑排水と汚水のみを下水道に流します。
また下水道管に排水するためには、宅地のうちがわに公共汚水枡を設置する必要があります。
公共汚水枡は自治体の水道事業などで管理されるものですが、その設置費用は申請者(施主)が負担しなければいけません。
下水道管の接続工事も、上水道の引込み工事と同様に多額のコストが発生する可能性があるので注意してください。
注意すべき工事費③浄化槽設備工事
田舎の土地では、下水道の整備が行われていない土地があります。
近くに下水道管がない土地に住宅を新築する場合、合併浄化槽を設置する義務があります。
浄化槽のサイズは使用する人数によって違いますが、家族5人なら80万円~100万円程度、7人槽の場合は100万円~140万円程度が目安です。
下水道の代わりに浄化槽を設置する場合は、年間維持費が4~6万円程度発生することに注意してください。
給排水衛生設備工事の付帯工事から考えるべきこと
給排水位衛生設備工事の付帯工事費が発生する原因は、「土地条件」です。
そのため土地選びを、「立地条件」だけで選んでしまうと失敗することがあります。
現代の生活は、電気・ガス・水道・インターネットがなければ生活できません。
注文住宅の総費用を安くおさえるためには、公共インフラが整っている土地を選ぶことが大切です。
注文住宅の給排水衛生設備工事の内訳や工事費用の相場
注文住宅の給排水衛生設備工事は、おもに次の5つの工事が含まれます。
- 本管取出し工事
- 屋外給排水工事
- 屋内給排水工事
- 給湯設備工事
- 衛生器具設備工事
専門的な用語ばかりで、少し不安に感じるかもしれません。
そこで各工事について、工事範囲(どこからどこまでの工事なのか)を次の図で解説します。
まず①本管取出し工事は、本管から水道メーター(または公共マス)までの工事です。
次に②屋外給排水工事は、水道メーターから建物までの工事です。屋外給排水工事には、雨水工事や枡(ます)工事などが含まれます。
さらに③屋内給排水工事は、建物から衛生設備までの工事です。
住宅では温水が費用になるため、給水設備工事と合わせて④給湯設備工事も必要になります。
最後に⑤衛生器具設備工事は、トイレやキッチンなどの衛生設備を設置する工事です。
工事費の相場を含めて、各工事の内容を以下の一覧にまとめました。
詳しい内容を知りたい工事を、今すぐクリックして確認してください。
では上から順に、一つずつ詳しく解説します。
①本管取出し工事
本管取出し工事とは、公共道路の下に設置されている上水道管・下水道管へ宅地内の給排水管を接続させる工事のことです。
費用の相場は、土地条件や工事内容によって異なりますが、条件が良ければ50万円前後、条件が最悪な場合には150万円以上です。
給水工事の場合は、上水道管から給水管を引き込むため、「給水管引込み工事」と呼ばれることもあります。
一方排水工事は、下水道管への接続するため、「下水道接続工事」と呼ばれることが多いです。
いずれの工事も、公共道路の工事が必要になるため、自治体に指定された水道工事業者しか行うことができません。
また、新築の注文住宅を建てる場合は、給水管や公共マスを使いまわすこともできますが、今の住宅に適したものに取り替えることがあります。
例えば、給水管サイズは13mmから20mmにすることで、2倍の水量が出るようになります。
ただし給水管の工事は、自治体の管轄になるため、許可なく工事することができません。
ですが施主が工事を依頼した場合、工事費は依頼した側(施主)が負担しなければなりません。
注文住宅で土地を検討している方は、「本管取出し工事が必要なのか」しっかりと購入前に確認してください。
②屋外給排水工事
屋外給排水工事とは、水道メーターから建物まで給排水用の設備を設ける工事です。
費用の相場は、30万円~60万円ですが、土地や建物の条件によって相場以上になることもあります。
主に、地中に埋め込む配管工事を行います。
費用の見積もりは、配管の「長さ」「深さ」「枡の数」「パイプの種類」などで計算するこができます。
よって、建物が水道メーターから遠いケースや、建物の外周が長いケースでは、工事費が高くなります。
つまり、屋外給排水工事の費用を安くおさえるには、建物が前面道路に近く、建物外周が短くなるように計画する必要があります。
③屋内給排水工事
屋内給排水工事とは、建物から各衛生器具までの給排水設備を設置する工事です。
費用の相場は、10万円~25万円前後です。
屋内の給排水管は、建物の壁や床下に埋め込まれているため、住み始めると通常目にすることはありません。
これを人間のからだで例えると、屋内給排水は「血管」のような役割です。
「水」という血液を循環させ、私たちの便利な暮らしを影から支えているのです。
このとき、水道本管から給水した上水を各衛生設備まで分配する必要があります。
最近の住宅では、次の図のように「さや管ヘッター方式」と呼ばれる工法が多くなっています。
さや管ヘッター方式以外にも、屋内の給水方式はいくつかありますが、各構法にはメリット・デメリットがあります。
※屋内給水についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをクリック!
④給湯設備工事
給湯設備とは、キッチンやお風呂、洗面などへお湯(温水)を供給するための設備です。
※経済産業省資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」より引用
住宅では、上の図のように給湯設備の消費エネルギーが全体の3割を占めています。
つまり、ランニングコストが大きい住宅設備と言えます。
給湯設備は、種類・機能・サイズによって、光熱費が変わってくるため、設備の初期導入コストとランニングコストをあわせて、計画する必要があります。
⑤衛生器具設備工事
衛生器具とは、トイレや洗面台など、住まい手が直接触れることがある給排水設備のことです。
費用の相場は、100万円~200万円程度です。
ただし、器具のアップグレードなどを行った場合には、相場以上にコストが跳ね上がるため、予算オーバーには注意が必要です。
衛生器具は具体的に、以下のように分類することができます。
分類 | 器具 |
給水器具 | 給水栓 |
洗浄弁 | |
ボールタップ | |
水受け容器 | 大便器、小便器、洗面台など |
キッチンの流し台 | |
浴槽 | |
排水器具 | 排水器具 |
トラップ | |
床排水口 | |
付属品 | 鏡 |
化粧棚 | |
石鹸受け | |
ペーパーホルダー |
いくつかの器具で構成される衛生器具設備ですが、見積もり書では「一式」とまとめて表記されることが多いです。
これを「一式見積書」と言います。
一方、詳細が記載されている見積書を「詳細(明細)見積書」と言います。
「一式見積もり」が行われる理由は、メーカーが器具を一式で販売していることや、まとめて取り付け工事が行われることが多いためです。
具体的に「どのような衛生器具が設置されるのか」知りたい方は、見積もりで確認したいときは「明細見積書をいただけますか?」と質問してみてください。
屋内の給水給湯工事!給水方式や立ち上げ方式・工法の豆知識
屋内の給水・給湯工事には、ざまざまな方式や工法があります。
ここでは、以下の3つについて解説します。
かなり専門的な分野になるので、興味がない方はこちらをクリックして読み飛ばしてください。
ではより良い家づくりを目指して、さらに建築知識を身につけましょう。
注文住宅の給水方式
水道管から運ばれてきた水を建物に給水する方法には、以下の4つの方式があります。
どの給水方式でを採用するのかという判断基準は、建物用途や階数などで決められます。
方式の名称 | 主な建物 | 方式の内容 |
水道直結直圧方式 | 3階建てまでの建物 | 水道管から直接引き込む方式 |
加圧給水ポンプ方式 | 4階建て以上の建物 | 水道管から引き込んだ水を受水槽にためて、加圧ポンプで給水する方式 |
高置水槽方式 | 4階建て以上の建物 | 水道管から引き込んだ水を屋上の受水槽にためて、高低差の水圧を利用する方式 |
水道直結増圧方式 | 10~15階建ての建物 | 水道管から引き込んだ給水管に直接ポンプを設置して、加圧して給水する方式 |
つまり、木造2建ての一般的な注文住宅では、水道直結直圧方式の一択です。
ただし、土地条件によって水圧が低い場合があります。
水圧を上げるためには、水道管から枝分かれしていている給水管を取り替える必要があり、水道引込み工事を行わなければいけません。
注文住宅の給水・給湯工法
給水管から運ばれてきた水を、宅内の各水道器具まで給水・給湯する方法には、以下の3つの工法があります。
メリット | デメリット | |
さや管ヘッダー工法 | 配管作業の点検がかんたん 配管の更新がかんたん 給水・給湯管が傷みにくい 複数の同時使用でも水量が落ちにくい 結露の発生が少ない 漏水のトラブルが少ない |
配管の材料費が高い 施工に慣れが必要 事前の配管計画が必要 |
被覆ヘッダー工法 | 配管作業がかんたん 工期を短くできる 給水・給湯管が傷みにくい 複数の同時使用でも水量が落ちにくい 結露の発生が少ない 漏水のトラブルが少ない |
配管の取替がたいへん 配管の材料費が高い 事前の配管計画が必要 |
樹脂管先分岐工法 | 配管作業がかんたん 配管量が少なくすっきり 工費を安くおさえらえる 工期を短くできる 給水・給湯管が傷みにくい 結露の発生が少ない |
配管の取替がたいへん 複数の同時使用でも水量が落ちやすい 漏水トラブルを起こしやすい |
各工法には、メリットとデメリットがありますが、近年では建設現場の効率化のために、設置が簡単な工法が選ばれる傾向にあります。
具体的には、「さや管ヘッダー方式」が主流です。
他の工法に比べて、初期の工費が高くなる点は施主の負担になります。
しかし、メンテナンスコストを含めて長期的に考えて、工法を選ぶことが大切です。
また専門業者は、短い工期で施行ミスをなくすために、自分たちが得意とする工法を使います。
水トラブルを避けるためにも、あなたの家づくりが「どの工法で行われるのか」を理解しておきましょう。
さや管ヘッダー工法とは
さや管ヘッダー工法とは、文字通り、「さや管」と「ヘッダー」を使用した給水・給湯配管のことです。
さや管とは、折り曲げることができる樹脂製の管で、管の内部に合成樹脂製のパイプを通します。
この合成樹脂製のパイプの内部に、冷水や温水を通すことで給水・給湯を行います。
ヘッダーとは、給湯器から給水された水を複数の回路へ分水するための装置です。
電気でいうならば、分電盤のような役割を果たします。
さや管ヘッダー工法のメンテナンスは、さや管内にある合成樹脂製のパイプを取り替えるだけなので、とても簡単です。
しかし、他の工法に比べて、配管量が増えるというデメリットもあります。
被覆ヘッダー工法とは
被覆ヘッダー工法は、発泡被覆された合成樹脂管とヘッダーを使用した給水・給湯配管のことです。
さや管ヘッダー工法との違いは、合成樹脂製のパイプがさや管と給水管に分かれているかどうかです。
発泡被覆をすることで、さや管を必要としないのが被覆ヘッダー工法の最大の特徴です。
ただしメンテンスを行う場合には、給水管本体を取り替える必要があるため、メンテナンスコストが高くなります。
樹脂管先分岐工法とは
樹脂幹管先分岐工法は、給水・給湯が必要な箇所に合わせて、給水・給湯管を分岐させる工法です。
管を分岐されるためには、チーズ(Tの字の分岐)・エルボ(Lの字の分岐)などのジョイントを使用します。
ヘッダー工法に比べて、配管の量がすくなくなるため、スッキリとした配管ができます。
しかし、複数個の水栓を同時使用した場合には、水量が落ちやすいため注意が必要です。
注文住宅の給水管立ち上げ方式
配管によって衛生器具の手前まで運ばれてきた水を、最終的にどのように水栓器具に接続させるのかを選ぶのが「立ち上げ方式」です。
給水管の立ち上げ方式には、以下の2つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
壁給水方式 | 床給水方式 | |
方式の概要 | 給水管が壁から出ている給水方式 | 給水管が床から出ている給水方式 |
メリット | 収納スペースが確保できる 掃除がしやすい 見た目がすっきりする |
施工しやすい 施工費用が安い 漏水が見つけやすい メンテナンスしやすい |
デメリット | 施工が難しい メンテナンスが不便 施工費用が高くなる 漏水を見つけにくい |
配管回りの収納スペースが少ない 掃除しにくい 配管が目立つ |
どちらの方式を採用するのかは、衛生器具の種類や形状によって違います。
使いやすさやデザイン性を含めて、検討の必要があります。
【まとめ】注文住宅の給排水衛生設備工事費は土地選びが大切
今回は、注文住宅の「給排水衛生設備工事」について、費用の相場や工事の内訳、さらに工事の施工方法まで解説しました。
注文住宅の家づくりのなかでも、水まわりは費用面でしっかりとした計画が必要です。
その理由は、以下の3つがありました。
- 理由①ぼったくり請求される可能性がある
- 理由②工事費用を追加請求される可能性がある
- 理由③住宅の資産価値を下げるリスクがある
給排水工事の一部工事は、別途費用になる可能性があるため、予算オーバーしないように注意が必要です。
また土地選びに失敗すると、多額の費用をかけて水道工事することになります。
注文住宅の土地探しをするなら、しっかりと基礎知識を見つけてから、土地購入することをおすすめします。
「土地選びに必要なのは、運命ではなく知識です。」
そして家づくりでも、あなたに基礎知識がなければ、「買う」のではなく、「買わされる」のです。
あなたはどちらの施主になりたいですか?
新生活を気持ちよくスタートさせるために、知識を身につけて、楽しく家づくりをしましょう。